イソフラボンとバストアップ

「大豆イソフラボン」という大豆に含まれている成分が、女性の美容をサポートするという話を聞いたことがある方も多いと思います。
そういった話が世間で知られるようになってから、スーパーやコンビニで多くの豆乳飲料などが売られるようになってきました。
そのため、習慣的に大豆イソフラボンを摂取しているという女性の方も少なくないのではないでしょうか。
そんな大豆イソフラボンですが、実はバストアップにも効果があると言われています。
では、どんな仕組みでバストアップに効果が現れるのでしょうか。

まず、バストが大きいということは、どういうことなのかということを説明します。
バストには、赤ちゃんを育てるための母乳を出すという働きがあります。
母乳を出すためには、乳腺というものが必要で、この乳腺を守るために乳腺を包み込むような形で脂肪が存在しています。
大きなバストというのは、この乳腺を包み込んでいる脂肪の量が多いということです。
乳腺が発達すればするほど、それらを守るために必要な脂肪の量も必然的に増えていきます。
つまり、バストを大きくするためには、乳腺を発達させることが大切だということになるのです。

女性ホルモンには、乳腺を発達させる働きがあります。
生理前や妊娠中に、胸が張るという経験をしたことがある方も多いと思いますが、これは生理前や妊娠中に女性ホルモンの分泌増えるからなのです。
ということは、女性ホルモンの分泌を増やせば、乳腺が発達してバストが大きくなるという結果になるはずです。

話を大豆イソフラボンに戻しましょう。
大豆イソフラボンは、この女性ホルモンと似た構造をしていると言われています。
そのため、大豆イソフラボンを摂取することで、女性ホルモンの働きをサポートしてくれたり、分泌を促したりする作用が期待できるのです。
大豆イソフラボンが、バストアップに効果があると言われているのは、このためなのです。

大豆イソフラボンは、豆乳や味噌、豆腐、納豆など、私たちの食生活に手軽に取り入れることができるものがほとんどです。
特に和食を中心とした食生活にすれば、自然と大豆イソフラボンを摂取することができるためオススメですよ。